とある会社の面接官は面接の際に、「朝ごはんは何を食べていますか?」と聞くそうです。
①「パンとコーヒーです」
『どうしてそれを選んでいますか?』
「手っ取り早いので、特に理由はありません」
②「朝食は食べません」
『どうして食べないのですか?』
「食べる時間があったら寝ていたいので」
③「朝食はあえて食べないようにしています」
『それはどうしてですか?』
「朝は何も食べない方が調子がいいので、あえて朝食抜きの生活をしています」
面接官は何を食べているのか、あるいはいないのかはどうでもよくって。
なぜそうしているのか?そこにちゃんと理由があるのか?と問いたいのです。
でもこの問答だけで、その人のことがうっすらですが見えてきませんか?
その選択にはその人の核となるものが詰まっている。
だから朝食のことは必ず訊くのだとか。
この話を聞いた時、まさに私も興味のある人にはさりげなく朝食を聞いてしまう、というか探ってしまう悪い癖があるので、「わかる!」と大いに共感したのです。
それだけ食事というのは、その人そのものを創るから。
身体も、そして心も、食事で育まれていることを実感します。
何を食べるのか?どのように食べるのか?
その人があぶり出されるような気がします。
早食いの私は、やはりせっかち。
素材そのものの味を知りたがる主人(院長)は、惑わされずに真をみる、というまさに院長の生き方そのものかも。
食事に労を厭わない母は、とにかく食べることを大切にし、誰よりも食からエネルギーを享受している気がする。
食べることは毎日、一生続きます。
だからこそ、人生100年時代と言われる今こそ、食事をきちんと見つめることがとても大切だと思うのです。
梶山内科では、「栄養カウンセリング」という取り組みを始めています。
管理栄養士の杉原先生が、栄養学や自身の経験をもとに、とにかく楽しく美味しい食卓のアドバイスを行っています。
ただ栄養を摂れと言われても、そんなことは耳にタコですよね?(笑)
何の食材を、どうやって食べればいいのか?
料理は得意なのか?一人暮らしなのか?胃腸は元気なのか?
その人の体質やライフスタイルに合わせた提案で、緩やかに、でも確実に続けられる栄養指導を行っています。
日々の食事が、身体と心を作っています。
そして誰かにいい食事が、あなたにいいとは限りません。
だってみんな一人一人違うから。
だからこそ、あなたに合った栄養を一緒に考えてみませんか?
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