きっかけは、私たち夫婦の恩師でもある、ある方の緊急入院でした。
その方の入院をきっかけに、この度院長と3泊4日、岩手県花巻市へ食事療法を学ぶ旅に出ました。
私たちの人生を変える本当に素晴らしい旅となり、最後お宿から見送っていただく光景は、まるで「世界ウルルン滞在記」のような感動で、たくさんの想いを秘めて帰ってきたのです。
まだまだ沈静化しないこのコロナ禍において、医療従事者として大手を振って遠距離移動することに、もちろんためらいはありました。
それでもこの学びと経験が、これから一人でも多くの人の健康を取り戻すきっかけになるのでは?と確信し、ここに私たちの旅行記を綴ることにしました。
御年82歳にして、ピンと伸びた背筋、明瞭で快活なお話ぶり、何よりすべての人を包み込む慈愛に満ち溢れたWさんは、年齢を疑いたくなるほどお元気で、病気ひとつない健康体!
日頃から院長のことを「主治医」として信頼してくださり、(…とは言え、一度も受診されたことはないのですよ!健康体ですから!笑)未来の主治医候補?として、ありがたくも恐縮しながら受け止めていました。
「何かあったら、梶山内科に行きますから」とのお言葉も、いつも冗談半分で笑い合いながら聞き過ごしていたのです。
ところが、今年の夏前に突然Wさんの奥様からお電話があり、ご主人がひどい痛みを訴えているとのこと。
院長の指示のもと、すぐに大きな病院に入院、手術をされ、その後は驚くほどの早さでご快復され退院されたのです。
退院のご報告と共に、どうしても院長に伝えたいことがある!と、病後とは思えないほどスッキリとしたお顔で、我が家を訪ねてくださったのです。
当初、担当医から3週間の入院を告げられていたにも関わらず、10日余りでの退院となった、その驚くべき回復力の陰に何があったのか?
緊急入院・手術で、7日間何も口に入れずの、言わば強制絶食で過ごしたWさん。
過去のある体験を思い出されました。
それは50歳の頃、当時大成功の社長さんとして、贅沢の極みのような食生活をされていたWさんは、このままの人生では身体が持たない、と岩手県で絶食療法をされているご友人の先生の元を訪ね1週間の絶食を体験されたのです。
なんとそこから人生が大きく大きく変わっていかれたそうです。
そしてこの度もなんと…
飲まず食わずの弱り果てた身体から、デトックスデトックス!Wさんの身体からは見事にすべて出た!そうです。
そしてその瞬間!!!
なんと10年先の未来が見えた!と。
自分はあと10年は生きられる!と確信。
そこから、命を吹き返したかのように回復され、超スピード退院となったのです。
絶食をきっかけにして、まるで神様から寿命をプレゼントされたかのような奇跡♡
出た!写真も院長にすべて見せてくださり、是非岩手の先生の元に学びに行かれてはどうか?と、ご縁を繋いでくださったのです。
「真の健康を取り戻そう!」と取り組む当院の、何か大きなヒントになるのでは?と、私たちは岩手へと旅立ちました。
前置きが長くなりましたが…
岩手県花巻市石鳥谷町で、いったい何が待っていたのでしょうか?
めえ~♪
つづく