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サングラスの向こう側

なんてきれいな新緑なんだろ♡

って、ランニングしながらいつもその美しい景色に心が洗われ、幸せな一日が始まる。

でも新緑の季節はすっかり過ぎ、何なら雨模様でモヤってます。

でも私の目に映る景色は、5月並みの美しい新緑。

で、気づいたのです!

先日新しく買ったサングラスが、こんなにも私に美しい景色を見せてくれていることに。

少し黄色がかったそのサングラスをかけると、緑に黄色が加わって鮮やかな新緑になるのです。

 

そういえば先日一緒にランニングしながら「新緑がめっちゃきれい!」って呟いたら、隣でポカンと無反応の院長。

聞こえていないのかと思っていたら、私だけが味わっていた景色だったのですね。

 

毎朝私にこんなとっておきの景色を見せてくれるサングラスが、もう手放せません!

たまにちらりとサングラスずらして現実を知ると、正直テンション変わります。

で、思ったのです。

私、こうやって人生を生きていきたいなって。

 

 

現実は、事実はどうであれ、そこをキラキラと錯覚しながら歩いて行けたら本当に幸せだなって。

周りにはどう見えていても、自分がそれがいい!って思えたなら、それって最高だなって。

 

「私、サングラスをかけて人生を歩むよ」なんて話をしていると、目を輝かせながら院長がのってきた!

それこそが道元さんの言う世界観だよ!!

 

【発心・修行・菩提・涅槃、しばらくの間隙あらず、行持道環なり。】 『正法眼蔵』「行持(上)」巻

 

道元禅師は、人生をこのように説いたそうです。

正しい発心によって修行していくと、やがてそれが楽しくなり(菩提)、高い境地に行ける(涅槃)

このすべての過程を、道元禅師は“悟り”と言い、人生はその繰り返しなんだ、と仰っているそうです。(ホント簡単すぎる説明ですみません・・・)

つまり、周りには厳しく辛い修行に見えたとしても、自分には楽しく心地よいものになっている、その先に涅槃が待っているのだと。

 

院長は、私が今、発心→修行を経て?この菩提の境地に行こうとしていることが何より嬉しかったのだとか。

苦しくても、しんどくても、そこを楽しくやり切ろうとしていることが、菩提の境地に感じたそうです。(←大袈裟・笑)

 

サングラスのおかげ♡

 

色眼鏡で見る、ってあまりいい意味で使われないけど、逆の意味でこの世界をきれいなものに変えてくれる色眼鏡。

ね・は・ん、が待ち遠しい♡