「岩手県への絶食療法の旅③~なぜ絶食がいいのか?」はこちらから!
自然界を見渡してみると、私たちにたくさんの答えやヒントをもたらしてくれることがあります。
色彩心理学を少しかじった時に、先生からいつも問われていました。
「その黒色から、あなたは自然界の何をイメージするの?
一口に黒と言っても、真夜中の漆黒もあれば、夜明け前の透き通った黒もあるでしょ?」
「そうですね…どちらかと言うと、もうすぐ明けそうな黒でしょうか…」
そうやって自分と対話していると、ふと今の自分に気づかされます。
「黒色→夜明け前⇒もうすぐ。待つ。必ず明ける。」
なんていう風に…
不思議とその答えは今の自分の心境とマッチしていて、ストンと腑に落ちる。
健康増進施設「健考館」で「絶食療法」を監修されている似内先生は、若いころに大病をされたとき、木々の葉っぱを見て思ったそうです。
葉は紅葉して、枯れ果てても、やがて芽を出し、新たな葉をつけ、美しい新緑へと生まれ変わっていく。
再生させるために大切なのは「休むこと」なんだ。
人間も同じではないか!?
そんな自然の摂理からのヒントに確信を持たれ、周りの大反対を浴びながらも、「どうせ長くは生きられない身体なんだから」と、本の一文で出会った「絶食療法」に光を見出されました。
ご自身の体験を何度も重ねられ、薬や医療では何ともならなかった病気が回復していくのを実感され、そして多くの方の快復も見届けてこられました。
食べ物を入れる前に、まずしっかりと出す!
そのために、内臓を休ませリセットさせる。
空腹を感じることで、身体は緊急事態を察知します。
「おい、何も入ってこないぞ!自分たちで何とかしなくては!!!」
そんな風にして、身体に本来備わっている自然治癒力が存分に発揮され、細胞がメキメキ若返るのだそうです。
だから病気や不調の元となっていたものがリセットされ、生き返るという訳です。
「人間は『死ぬまで生きる』んだからね。身体を大切にしないとね」と似内先生。
その穏やかで、緩やかな、でもとても芯のあるお言葉は、病気で苦しむ患者様の真の健康を願っていらっしゃることが、しみじみと感じられます。
これは似内先生が監修された、絶食中でも食べていいお菓子です。
その名も「絶好腸(ぜっこうちょう)」♡
ネーミングの面白さもさることながら、とても滋味深くて美味しい竹炭クッキーです。
エゴマ・おから・甜菜糖・ごま油を中心に、竹炭・甘草・大黄などの自然素材で作られています。
おなかにご褒美をあげるお菓子があったらなぁ、との似内先生の思いから誕生しました。
絶食療法と言っても、ちょっとは食べていいんです。
それが嬉しい♡
絶食中は、一日に一回、この「絶好腸」と「野菜ジュース」をいただくそうです。
絶食中にお菓子が食べられるなんて♡
もちろん絶食中ではなくても、小腹が空いた時やいつものお菓子に、私たちもたんと買い込んで帰りました。
そしてお土産で配ったところ、これが大好評!
売ってほしい!とのお声まで。
「絶好腸」のシリーズ第二弾・第三弾として、「腸美女」「腸一番」もあります。
これも美味しくって、私たちは完全にハマってしまいました。
美味しくて、身体にも優しいお菓子なんて、本当にありがたいです♡
そしてコーヒーまで!
実はこれはコーヒー豆からできているのではなく、野菜や植物、ハーブからできた穀物コーヒーなんです。
香ばしくって、でもコーヒーのような深みと苦みが、食後のホッと一息をもたらしてくれます。
こんな風に、誰もが無理なく不安なくできるというのが、ここの魅力です。
そしてもう一つ大きな魅力が、この施設にはありました!
また行きたくなるのは、あの気持ちよさがあるからなんです。
つづく